ARTIST REVIEWS

DJ/Producer

Various items > 音の存在感が増して行くことを実感し、その威力 に感服

 
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Artist Profile

Kaoru Inoue
DJ,Producer, Remixer, Artist

DJ活動と平行して’94年より”chari chari”名義で音楽制作を本格的にスタート。
UKのPUSSYFOOTレーベルのコンピレーションへの楽曲提供などを経てリリースされた”chari chari”としての2枚のアルバム『spring to summer』(’99/File)、『in time』(’02/Toy’s Factory)は日本のみならず世界でも高い評価を得た。『in time』からカットされた「Aurora」は世界中の様々なミックスCDやコンピレーションに収録され、もはやクラシックスに。
’03年、日本が誇るインディペンデント・レーベル”CRUE-L”内に、自身のレーベル”SEEDS AND GROUND”を立ち上げ、「Aurora」制作時のパートナーであるDSKこと小島大介と共に、自身もギターを手に取りギター・インスト・ユニット”AURORA”を結成、’04年秋デビュー・アルバム『FLARE』(SAGCD005)をリリース。
’05年夏には本名”Kaoru Inoue”としては初となるダンス・オリエンテッドなアルバム『The Dancer』(SAGCD007)をリリースした。
’06年、ヨガDVDのサウンドトラックを元にしたアンビエント色豊かな『Slow Motion』(RUSH! PRODUCTION/ACCR10049)と、シンプルにギター2本の織りと響きに焦点を当てた”AURORA”のセカンド『Fjord』(SAGCD010)の2枚のアルバムと、SEEDS AND GROUND初のレーベル・コンピレーション『SAG VOYAGE 2006』、久々のミックスCD『groundrhythm 2』(RUSH! Production)をリリース。
現在DJの他、”AURORA”や、DJ岩城健太郎と共催のレギュラー・パーティ”FLOATRIBE”から生まれたセッション・バンド”Floatribe Live Session”、4ピース・ロック・バンド”SILVERSTONE”などライブ~バンド活動も活発化しており、DJからプレイヤーへと一歩踏み出した希有な音楽的変遷をたどっている。
独特のスタンスと審美眼から紡がれるDJスタイルが好評のレギュラーパーティ”groundrhythm”@AIR、”FLOATRIBE”@UNITを中心に、DJも全国各地で展開中。
▶Official

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Kaoru Inoue 氏のプライベートスタジオの電源アップデートリポート

Kaoru_i_nag和の雰囲気を醸し出すプライベートスタジオでのリポートです。
Kaoru Inoue,Chari Chari両名義で数々曲をハウスミュージックシーンでヒットさせてきたInoue氏。
やはり彼も今ではPC主体の制作環境がメインでアウトボード類はたまに使う程度のようです。

今回はまずオーディオインターフェィスDiGI002の電源ケーブルをBlack Mamba-αに変更しました。
この時にはInoue氏のレーベルSeeds and GroundからトラックをECHOA名義で活躍し、Inoue氏のサウンドコーディネートも手掛けるNag氏も同席。
製作したトラックをLogic Proでマルチトラックの状態で立ち上げてもらい以前の機材に付属している電源ケーブルと音の比較試聴しました。20_04_008

Inoue氏のコメント
まず音が変わった。低域が良く出ているし、音にハリもある。
定位がはっきりしてクリアになっている。音の分離も良くなりシンセの音が良い意味でやわらかくなった感じがする。
また一番変化を感じたのがキックの音で、鳴りが全然違う。比べてみると元の音は奥で鳴ってて平な音だったけど、凄いクリアになり綺麗な音が出ている。
本当に解像度高いよね。
Black mambaはモヤモヤ感がなく全ての音が前に出てよいですね。

Nag氏のコメント
すっきりして位相がよくなった。以前は位相が滲みシンセの位置がはっきりしてなかったが、中低域のにごりが無くなり本当に良くなったと思う。

また日を改め電源タップをBlack Mamba-αと同じケーブルを使っているOCB-1 SXと壁コンセントをR-1に変更。
さらにモニタースピーカーMackie HR824のケーブルをQSC-202に変更しました。
Mackie HR824はかなりの低域が出ているスピーカーなので、PA-02とQAC-202と聞き比べて、トータルバランスを考えタイトなサウンドのQAC-202のほうをチョイスしました。

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Inoue氏のコメント
前と比べる環境がないから細かく比較することはできないけど、明らかにまた一段と良くなったね。音にダブつきがなくなって中域も凄く良くなった。
Mackieのスピーカーには全体的にはQAC-202のほうが合うね。
トータルで聞いてこの組み合わせはすごくバランスが良かった。
今まで気にはなっていたことではあったのですが、今回初めて電源ケー ブルなどを導入して、音の存在感が増して行くことを実感し、その威力 に感服しました。

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2009/05/02のFLOATRIBE@UNITでのPA-02 DJ
代官山UNITで定期的に開催している人気イベント。サウンド、人、DJ、ビジュアル全てグッドで最高のパーティーです。

PA-02のコメント
「サウンドチェック時に使用してみてすぐに思ったのは、いい感じでゲインが上がったこと。音がタフになった印象で、それがDJプレイに もいい影響を与えたと思います。」


 

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