ARTIST REVIEWS
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Ecstasy Cable > Ecstasy Cableの持ち味はギタリストの心地好さにフィットする音質だと思います。
Jake Cloudchair
臨機応変のスタイルと確かな技術を持ち、トーンを探究するギタリスト。
1996年”Guniw Tools”のメンバーとしてプロデビュー。
2003年ソロプロジェクト”cloudchair”を始動。
2015年には櫻井敦司 (BUCK-TICK) と共に”THE MORTAL”を結成。
ギタリスト・作曲家として様々なアーティストのライブやレコーディングに参加。
音楽のみならずデザインや映像制作等も手がけるクリエイターとして活動中。
特に楽器デモ動画では機材から受けたインスピレーションから楽曲を書き下ろす独自のスタイルで多数のコンテンツを制作しており、国内外から高い評価を得ている。
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Ecstasy Cableの持ち味はギタリストの心地好さにフィットする音質だと思います。
中域に勢いがあってパワフル。
アタックのタッチが快くずっと弾いていたくなります。
低域は充実しつつも重すぎないバランス。
ギター・ヴォリュームや手元の微妙なニュアンスも余す事なく表現します。
基本的にクリアなんですがオーディオ的なハイファイさというより、ギタリストが求める丁度良いポイントにフォーカスしていると感じます。
Ecstasy Cableをある程度使い込んだ上でQAC-222GやG-SPOT CABLEと比較してみた所、「パワーがありバランス感に優れた”Ecstasy Cable”」「ブライトでニュアンスが際立つ”QAC-222G”」「ダークでまとまりの良い”G-SPOT”」とそれぞれの音質に個性を感じました。
色味は半透明のダークグレーで、QAC-222Gの赤やG-SPOTの紫に比べて主張が抑えられ、楽器や衣装の色とぶつかる心配がなく合わせやすいです。
線材が透けて見え角度により表情が変わるのがこれまでのオヤイデ製ギター・ケーブルに見られなかった特徴で新鮮です。
感触はしなやかで程よい弾力があり取り回しは良好、硬めのQAC-222Gと軟らかいG-SPOTの中間的な感触です。
Ecstasy Cableを初めて試して以来メインのケーブルとして使用しています。
かなり簡単に作れます。
実は私、手先が不器用な方なのですが、それでも非常にスムーズに作る事が出来ました。
これまで私は何種類かソルダーレス・ケーブルを使ってきたのですが、それらと比べてオヤイデの製品は最も作りやすく失敗率も低いです。
せっかく作っても導通テストで失敗して作り直しとなると結構ストレスを感じたりするのですが、その問題から開放されるのは個人的にかなり嬉しいポイントです。むしろ作るのが楽しいくらいです。
プラグの質感は高級感があります。
見た目もそうなのですが、プラグをペダルに挿し込む時のカチッとした感触が格別です。
プラグに適度な重さがあるからか、独特の安定感があります。この感触は是非体感して欲しいです。
ケーブルは適度なしなりで取り回しが良好です。
プラグの持つ安定感は質実剛健な作りが表れたものとも言えそうです。容赦なく引っ張ったりしてみましたが全く緩む気配すら感じませんでした。
ここまで頑丈なソルダーレスは無いんじゃないかと思います。
音質は色付けを感じない素直な印象です。
いくつかのパッチケーブルと聴き比べてみた所、低域の損失が少ないのか重心低めの太い音質が得られたように思います。
オヤイデのソルダーレス、私はとても気に入ったので普段使用するシステムのパッチ・ケーブルを全てこれに入れ替えました。
作る失敗率の低さ・頑丈さ・見た目の質感といった点が決め手です。
格別の安心感が手に入ります。
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