ARTIST REVIEWS
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QAC-222G > バンドに混ざった時の定位感もとっても魅力的
mito/ミト
1975年5月6日生まれ。東京都出身。
クラムボンのバンドマスターとして、ベース、ギター、キーボード他を担当。
デビュー以来クラムボンのほとんどの楽曲はmitoによるものである。
自身のバンド以外にも、楽曲参加、楽曲提供、プロデューサー、ミックスエンジニアとして、木村カエラ、ともさかりえ、toe、SOUR、コトリンゴ、、など多くのミュージシャンを手がける。
2006年から「mito solo project」として ”FOSSA MAGNA” “dot i/o” “micromicrophone” の3つのソロ活動をスタートし、アルバムを発表。
ノイズ、アバンギャルド、テクノからエピックなポップミュージックまでを傍若無人に搾取するヘヴィー・リスナーであり、常にジャンルの垣根を飛び越えようとするスタイルで、新しい音楽に挑戦している。
最近では牛尾憲輔(agraph)とのアニソンDJユニット “2 ANIMEny DJ’s”としても活動中。
今年は初のmito名義となるソロアルバム『DAWNS』を5/18に発売。
同時に、これまでミトがプロデュース、作曲、編曲、作詞、remixなどを手がけた数々の作品を2枚にコンパイルした『mito archive 1999-2010』も発表。
現在、クラムボンの全国ツアー「ドコガイイデスカツアー」真っ最中。
秋には両国国技館でのライブが決定。
▶Official
ギターに重要なミッドの押し出し、詰まった感じでもなく、かといって広すぎないあのレンジをしっかりと輪郭付けて出してくれるのが素晴らしいです。
バンドに混ざった時の定位感もとっても魅力的で、前にいるのにボーカルやベースに邪魔しないあの感じはちょっと他では味わえない感覚。
あと、僕の赤いギターとのマッチングが素敵です!
「楽器の音」
その本来の音を理解することが僕にとってスキルアップの一つです。
確固たる「その音」を知っていると、どんな所でもしっかり自信を持って他の機材、場所、エンジニアと「対話」できる。
自分の鳴らしたい音に近づくことができる!!
このケーブルの最大の武器は、どこへ行っても「その音」で鳴らしてくれる。
大きな自信へのプロセスだと思います。
普段使っていたのは付属のFireWireケーブルなんですが、d+ FireWireはそれよりもワイド……上下左右の広さが全然違うんですよ。
そのため、中域の前に出すぎてしまいやすい部分……1?4kHz辺りにも余裕があるように感じられました。
今回はAPPLE MacProとDIGIDESIGN 003 Rack、MacBook ProとDigi 002 Rackの両方で試して、どちらでもそうした傾向だと思ったのですが、特にDigi 002 Rackとの相性が良さそうでした。
003 Rackよりも中域が前に出過ぎる部分があるので、それがまとまってくれると思います。
だからミックス・ダウンはやりやすいでしょうね。
レンジが広いということは、広いスペースの中で音像の割り振りがちゃんとできるということだから、確実にストレスは減ると思います。
キックのアタック感なども、もっと詰めていけるんじゃないかな。
また、レンジが広くなることで、位相感がはっきりする。
僕はアナログものの録音が多く、位相が狂うと時間がかかってしまうから、その点でも助かりますね。
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