ARTIST REVIEWS
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LIVE現場での使用感と印象インタビュー
7月11日発売のNEW ALBUM「ロックンロール イズ ノットデッド」のレコーディングでもOYAIDE/NEOプロダクトがそのサウンドを支えている。
このツアーではステージでもOYAIDE/NEOプロダクトをふんだんに使用。レコーディングとLIVE現場でのそれぞれの使用感と印象を、ツアー最終日の新木場コーストにて、ベースの近藤さん、ドラムの木内さん、レコーディングエンジニアの杉山オサムさんにお話を伺った。
近藤(Bass):今回レコーディングでたくさんOYAIDE/NEO製品を使って、というか今回のアルバムではほんと全面的に使って・・・
木内(Drums):言ってみれば、Powered by OYAIDEですよ!
近藤:BLACKMAMBA-αをAVARONのDIに使ったんですけど、すっごくいいです。シールドケーブルにはFORCE’77Gを使ったんですけど、これもすっごくいいですね。
近藤:AVARONを使う時点でフラットでクリアなサウンドをキープする、という狙いなんですが、BLACKMAMBA-αはその狙いをまったくそこなうことなくスケールアップさせてくれるというか、そういう印象ですね。
杉山オサム(レコーディング・エンジニア):やっぱり、BLACKMAMBA-αでしょう!単純にEQに手が行かないって感じですかね。特にBLACKMAMBA-αで録ったBass Lineに関しては、一切いじらずでした。(笑)
近藤:そうですね。やっぱり楽器本来の音を出せてるっていうのが、弾く側としてはとてもストレスがないんですね。スピードが速いとかそういうのともちょっと違う、ありのまま感。
杉山オサム:レコーディングの時に、イメージしているものや実際に鳴っている音が忠実に録音されるというのはけっこう大事。その点BLACKMAMBA-αとFORCE’77Gはすごくやりやすかった。
近藤:あとレコーディングの時にベースの音を歪ませたんですが、以前よりちゃんとまとまりましたね。例えて言うと、濡れた砂を手でつかんで移動させて、そっと置いても崩れずに形がそのまま残っている感じ。
近藤:崩れないんですよね。歪ませてもまとまりがある。
近藤:そうですね。ちなみに僕最初に試した電源ケーブルはL/i50 G5なんですよ。これをLIVEで使うサンプラーで試してみたらエッラい変わって。
近藤:そう。そこではじめて電源ケーブルで音が変わるってことを認識したんですよ。こんなにグレードアップするのになんで今まで試さなかったんだろうってなって。
近藤:いやもう、電源ですよ。なんというかロスが少ない!ほかにもフィールドレコーディングした時にd+ PowerCable C7とd+FW、あとQAC-202のXLRを使いました。このフィールドレコーディングというのは、東日本大震災直後、石巻の瓦礫の中から回収・再生された後、都内に搬送され、音楽仲間たちの間で”しぶといピアノ”と呼ばれ愛されているアップライトピアノを使ったレコーディングで、楽曲のエンディングに使われています。
近藤:ただ今日のLIVEではL/i50 G5です。
近藤:いやなんかもったいなくて(笑)。撤収の時とかになくしたらイヤだし。
近藤:LIVEといえばFORCE’77Gは扱いやすいですね。からまないし。あんまり固くないし。
近藤:サウンドももちろんですよ。LIVEだと低音ぐるぐるしちゃいがちですからカットしがちなんですね。
その点FORCE’77Gはちゃんと低音がそこにいるんだけどじゃまにならないし、ベースラインもちゃんと見えるからやりやすいですね。
近藤:そう思いますよ。あと内部配線とかあるといいですね。
近藤:あ、あるんですかー。
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