COLUMN
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木村カエラプロデュースやHiGE、FOEで八面六臂の活躍のアイゴンこと會田茂一氏。
以前よりレコーディングを中心にNEOケーブルを使用しているアイゴンにトラックダウン中のスタジオでお話を伺うことができました。
會田茂一
1968年生まれ。大学在学中よりギタリストとしての活動をスタート。
佐藤研二(bass)& 小松正宏 from bloodthirsty butchers(ds)との鋼鉄合体バンド”FOE”を中心とし、中村達也率い る”LOSALIOS”、高桑圭(GREAT3)とのユニット”HONESTY”など、様々なアーティストと共にバンド活動を行っている。
また、映画やCM音楽の制作や、木村カエラをはじめとする数多く のアーティストへの楽曲提供やプロデュースを手がける等、幅広い音楽活動を展開中。
2010年に入りHiGEに電撃加入したばかり!今後の活動に要注目!!!
http://www.aidagon.com
木村カエラプロデュースやHiGE、FOEで八面六臂の活躍のアイゴンこと會田茂一氏。以前よりレコーディングを中心にNEOケーブルを使用しているアイゴンにトラックダウン中のスタジオでお話を伺うことができました。
L/i50 G5 「ツアー用のBOXに常に入ってます。FOEでもカエラちゃんの時も。」
AIGON(以下A):こちらこそ。なかなかコメントできなくてスミマセン。
A:いやー存分にと言っても、僕あんまりよくわかんないんですよね(笑)。
A:当たり障りのないところできましたね。えーと、基本的にはGibsonが多いですね。
と言いつつ実はスイッチのイッパイついてるギターが好きで。ダンエレクトロなんかも使ってます。
A:DiezelのVH-4アンプをメインに使ってます。あとOrangeのOR-120も使ってますね。
A:ORANGEもそういう意味では好みの傾向が近いんですよね。
A:お、いい流れですね(笑)。えーと、L/i50 G5は本当によく使わせてもらってますよ。はっきり言ってほぼすべてのレコーディングで使ってます。
あとツアー用のBOXに常に入ってます。FOEでもカエラちゃんの時も。
OY:サウンドの変化など、どこら辺が気に入ってますか?
A:最初に使った時の印象としては、圧倒的、ですね。音に余裕を感じるパワー感があってとすっきり前に出てくる。「こんなに変わるんだ!」と思いました。
OY:アイゴンさんは割と中低域に特徴のある、なんていうか、ガシガシとしたかっこいいリフを弾く印象があるんですよね。
A:そうですね。メタル的というか(笑)。僕は基本的にDrop Dチューニングで、特にローエンドのバランスには気を使っているんですよ。
あと真空管アンプの特に引っ込みがちな帯域がバシっと前に出てくるところもGOOD!
A:そうそう。なんていうか無理に押し出してアタック感が損なわれちゃうとか、そういうのがL/i50 G5だと全然ない。
ブーミーなところも締まってくるし。あと長さも絶妙にちょうどイイです(笑)。
QAC-202G「素材の持つ良さというか、ギターそのものの持つ良さが表現できる。」
G-SPOT CABLE 「無理に押し出してるのではなく、アタック感をともなってスッキリと出てくる。」
OY:ではシールドの方の印象も聞かせて頂けますか?
A:コレよく使わせてもらってるんですけど(QAC-202Gを指して)。
OY:お、本当ですか?ということはQAC-202Gの音はFOEのCDを買えば聴けるということですね。
A:もちろんです。昨年出した「DO NOT KILL’EM」で存分に鳴らしてます。
OY:使っていてどんな印象ですか?
A:アタック感がスッキリと出る感覚というか。FUZZとか使ってもクリアに前に出るというか。
EQとかアンプとかで出しきれない部分を補完してるというか、、、出汁?
A:出汁がちゃんとしてるかしてないかで美味しくなったりそうでなくなったりするじゃないですか。そういうね。
化学調味料でむりやり味付けしたとかじゃなくて、素材の持つ良さというか、ギターそのものの持つ良さが表現できる。
若いころレコードとかで聴いた音と同じだ!みたいな。
A:なるほど。無駄のない再生音だなという印象はそういうコンセプトで作ってるからという。
A:出音もそうですけど、このシールドって6本の弦のバランスがすごく良くて。ダンゴにならない。
Drop DでジャーンとやってもMIDのアタックがしっかりわかる。だからといってHIが出すぎずドンシャリでもなく。
こういう出音のアタック感は弾き手側からすると聴いてる側よりも違いが分かりやすいんですよね。
A:右手のレスポンスというか。打てば鳴るよなというか。
A:これ重複しちゃうんですけど、
A:何度も言っててアレなんですが、僕はチューニングがDrop DなんでLOWエンドの出方と各弦のバランスが一番気になるところなんですね。
で、そのバランスがすごく良いですね。
A:MID LOWの辺りの押し出し感が不自然じゃないっていうか、無理に押し出してるのではなく、アタック感をともなってスッキリと出てくる。安心して使えるシールドですよね。
A:そうそう。名前から想像するにギラギラしてて音もとりあえずデカくしとけ、みたいなシールドなのかな?と思わせつつ、まっとうなサウンドで。
A:ギターシールドはQAC-202GもG-SPOTもサウンドの指向が多少違うように感じますけど、基本的なところ、各弦のバランスとかアタック感とか、そういうところはどちらにも共通する良さがありますね。あとは曲やバンドのサウンド、自身のカラーや嗜好によってチョイスすればいいんじゃないでしょうか。
A:大丈夫ですか?こんなカンジで。
A:こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
以上とてもフレンドリーでちょっとシャイなアイゴンさんのお話でした。
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