COLUMN
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【使用する機材や環境によってどのケーブルが合うかとか、自分が出したい音によっても変わってくるということ】
東京を拠点に活動する韓国人アーティストmachìna。
ナイトクラブのダンスフロアなど、特に人と熱気が集まる場でそのポテンシャルを最大限に引き出す彼女の音楽は、その反面、彼女自身に根差された深く個人的な表現でもあります。
K-POPアーティスト時代に培った心地よい発音や音程のボーカルをはじめ、ソフトウェアテクノロジーやアナログシステムのコラボレーションを用いて独自の電子音楽を生み出すmachìna。
そんな彼女の作曲スタイルは、自然と本人のジャズへの愛情をほのめかしながらも、思慮深く遊び心あるもので、彼女のライブ内で魅せるモジュラー即興演奏にはそのその側面が特に見て取ることができます。
近年では、デジタルアートの祭典「MUTEK」にて日本でのレギュラー出演者としてメディアアートの世界にも活動の幅を広げ、韓国ではクラシックな4チャンネルシステムを用いてニューアルバム「Compass Point」のライブを披露。来年の「ELEKTRA Montreal」ではヘッドライナーを務めることが予定されています。
また、彼女のユニークなスタイルはファッションシーンでも取り上げられることも多く、東京・渋谷の「PRADA Miyashita Park」でのオープニングライブパフォーマンスをはじめ、2021年12月、また2022年にリリース予定のNIKEの新しいグローバルキャンペーンにもマシューウィリアムズと共に出演。
今年10月にリリースされた自主制作3rdアルバム「Compass Point」の制作と並行し、夏にはイギリスのエレクトロニック・ミュージック・デュオ、Bicepの人気曲 「Hawk」に参加。
最近ではレコードレーベル「Tresor」からベルリンの伝説的なクラブのコンピレーションアルバムへの参加依頼を受け、彼女のコンスタント行われる表現活動は今もなお多くのシーンから注目を浴びています。
machina.link
NEW ALBUM「Compass Point」
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